【ものづくり補助金】3Dスキャナを活用した付加価値向上
昨年度よりご支援しておりましたM土地家屋調査士事務所様の事業が無事に完了いたしました。
金融機関様からのご紹介によりご支援に至ったわけですが、昨今の人手不足やコロナ禍による面会制限がM社様のお悩みとのことでした。
また、大規模開発に絡む業務依頼については、受け入れ態勢が構築されておらず、せっかくのお話も受注できない状況とのことでした。
そこで、最低でも2名体制は必要な測量において、1名で作業可能であり、測量時間が大幅に短縮可能な「3Dスキャナ」の導入をご希望されました。
結果、以下の課題解決に結びつきました。
- 測量体制 ⇒ 1名体制となったことで、残りの1名がすぐに他の作業にかかれることで結果、納期短縮できた。
- 測量時間 ⇒ 一般測量では通常4時間のところが30分と、1/8の時間短縮となった。
- 3次元データ ⇒ 2次元データから3次元データとなったことで、可視化しやすくなり、クライアントからもイメージし易いと好評。
- 図面作成 ⇒ 2次元データによる作成に3時間を要していたが、30分と、1/6の時間短縮となった。
- 働き方改善 ⇒ 夏や冬の厳しい環境下での作業時間が短縮され、結果残業も大幅に減った。
- 販路開拓 ⇒ 作業時間が短縮されたことで、取得した正確なデータを分析・処理する時間に充てることができたことで、新たな提案が可能となった。
事前準備として、審査の加点項目にもなっている「事業継続力強化計画(BCP)」を並行して作成支援を行い、認定を受けました。
「事業継続力強化計画(BCP)」のメリットとして、補助金審査の加点以外にも、税制措置や金融支援なども受けることができます。
土地家屋調査士を営まれている方で、高精度3Dスキャン機器の導入を検討されている方は、全国対応いたしますので、当社まで一度ご相談ください。